本屋でたまたま見つけ、上の子供達に、これから生まれてくる赤ちゃんを優しい気持ちで迎えてもらいたいと思い、買って読んでやることにしました。
この本を開くと、まず、お母さんのおなかの中の赤ちゃんが、おへその穴から外の様子をじっと見ている、という設定に引かれます。
そして、そこから見えている風景は、生まれてくる赤ちゃんにプレゼントするためのロボットを作るお兄ちゃん、赤ちゃんに見せてあげたいと花を育てるお姉ちゃん、赤ちゃんのためにお酒を減らし、歌を作って待っているお父さん...。
家族がみな、赤ちゃんの誕生を楽しみにして、一生懸命準備をしているのです。
そしてまた、赤ちゃんの方も、外の様子を見ながら、外に出て行く心の準備をしていく...
この本を読んで、子供達もおなかの中の赤ちゃんにそれまで以上に関心を持ってくれましたが、自分自身もまた、この本の中のお父さんのように、赤ちゃんを迎えるためにもっとしっかり準備をしてやらなくてはいけなかったな、と反省させられたのでした。
今はまだ生まれたばかりの三女が大きくなったら、みんなあなたが生まれてくるのをこんな風に待っていたんだよ、とこの本を読みながら教えてやりたいと思います。
これから、赤ちゃんを迎えられるご家庭で、ぜひみなさんでご一緒に読んでいただきたい一冊です。
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